AZARASHI

クロマチン免疫沈降(ChIP)の流れ

分子生物学

1) ヒストン八量体とヌクレオソーム(コアヒストンを中心に)

2019/2/8  

ヒストン8量体とヌクレオソーム  ヒトなどの真核生物がもつ染色体は、部分的に弛緩した状態と凝集した状態の両方をもっています。「クロマチン繊維が弛緩すると遺伝子発現が促進され、逆にクロマチン繊維が凝集し ...

分子生物学

4)ゲノムにおける遺伝子構成(反復配列・ジャンクDNA・パラログ・オルソログについて)

2019/1/10  

1.ゲノムの遺伝子構成 ○ジャンクDNA  これまで「遺伝子はタンパク質をコードするDNA配列」として定義され、それ以外のタンパク質をコードしない非コードDNAの領域は「ジャンクDNA(ガラクタという ...

分子生物学

3)DNAとRNAの定量法と純度

2019/1/9  

 核酸の定量法にはさまざまな手法がありますが、今回はよく用いられる手法の一つとして、「分光光度計」を使って吸光度を測定し、核酸(DNAやRNA)の濃度を求める手法について解説していきます。 1.DNA ...

分子生物学

2)「ゲノム」「染色体」「核酸」「DNA」「遺伝子」の定義と違い

2019/1/8  

1.ゲノムとは  ゲノムとは、生物がもつすべての遺伝情報のことをいいます。ヒトの場合、父親と母親それぞれの配偶子に由来する染色体を23本ずつ受けとりますので、合計46本の染色体が含まれていることになり ...

分子生物学

1)DNAとRNAの構造と性質

2019/1/7  

1.DNAとRNAの構造 ○DNAとRNAの基本単位「ヌクレオチド」  DNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)は、ともに核酸と呼ばれ、塩基、糖およびリン酸からなる「ヌクレオチド」が連なった構造 ...

生化学

3)尿素回路

2018/12/30  

1.尿素回路とは  尿素回路とは、有毒なアンモニアを無毒な尿素へと変換するための代謝回路のことで、肝細胞のミトコンドリアと細胞質に存在しています。  「2)グルタミン酸とグルタミンを介したアンモニアの ...

栄養学 生化学

2)グルタミン酸とグルタミンを介したアンモニアの体内輸送

2018/12/29  

1.アミノ酸の代謝  アミノ酸には、分子内にアミノ基(-NH3)の形で窒素が含まれています。そのため、アミノ酸の代謝においては、まずアミノ酸内の窒素を代謝する過程が重要になります。アミノ酸内の窒素の代 ...

栄養学 生化学

4)アミノ酸の炭素骨格の代謝(糖原性アミノ酸とケト原性アミノ酸の代謝)

2018/12/25  

 ここまで、アミノ酸に含まれる窒素を代謝する過程を見てきましたが、ここからはアミノ基が取り除かれた後のアミノ酸の炭素骨格の代謝、すなわち、α-ケト酸がどのようにして代謝されていくかを確認していきます。 ...

栄養学 生化学

1)アミノ基転移反応

2018/12/24  

1.アミノ酸の代謝  アミノ酸には、分子内にアミノ基(-NH2)の形で窒素が含まれています。そのため、アミノ酸の代謝においては、まずアミノ酸内の窒素を代謝する過程が重要になります。アミノ酸内の窒素の代 ...

生化学(実験手法)

2)マキサム・ギルバート法(従来法)

2018/12/23  

 古くから知られているDNAシークエンスには、大きく分けて「マキサム・ギルバート法」と「ジデオキシ法(サンガー法)」の2種類があります。今回は「マキサム・ギルバート法」について解説していきます。 1. ...

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