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2)アミノ酸の1文字表記と3文字表記

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アミノ酸の1文字表記と3文字表記については構造式の特徴とともに覚えられるオススメの覚え方を見つけましたのでこちらで紹介させていただきます。

1.アミノ酸の表記法

アミノ酸の表記法

1.親水性か?疎水性か?

「泳げるセティ、泳げぬガブリフ」
                 STY                    GAVLIF
    →OH基有り  →CH2,CH3

2.側鎖に-COOH(カルボキシ基)シリーズ

「明日は土日、狂ったEQ」
アスパラギン DN    →   グルタミン EQ

    シリーズ                     シリーズ

3.その他

「サッカー(S)はメッシ」
                   硫黄   MC

「NHK パワー」
NH2基 HKPWR

S . Ser セリン
T . Thr スレオニン
Y . Tyr チロシン
G . Gly グリシン
A . Ala アラニン
V . Val バリン
L . Leu ロイシン
I . Ile イソロイシン
F . Phe フェニルアラニン
D . Asp アスパラギン酸
N . Asn アスパラギン
E . Glu グルタミン酸
Q . Gln グルタミン
M . Met メチオニン
C . Cys システイン
H . His ヒスチジン
K . Lys リシン
P . Pro プロリン
W . Trp トリプトファン
R .Arg アルギニン

以上で20種類のアミノ酸のすべての1文字表記を覚えることができます。
それでは詳しくみていきましょう。

○親水性か?疎水性か?

「泳げるSTY、泳げぬGAVLIF」

☆ガブリフ(GAVLIF)とセティ(STY)はそれぞれキャラクターで
ガブリフは泳げません。
泳げないので水になじまないという意味の「疎水性」と覚えます。

※実際には「グリシン」は疎水性でも親水性でもないので
グリシンは例外ということも覚えておきましょう。

 

☆セティ(STY)はガブリフとは違って、
泳げます。
泳げるので水になじむという意味の「親水性」と覚えます。

「セリン」「スレオニン」「チロシン」
水酸基(-OH)を側鎖に持つということはしっかりと覚えておくことが望まれます。

これらの水酸基(-OH)は
キナーゼ(リン酸化酵素)によってリン酸化されるため
タンパク質の活性の調節などに重要な役割をしています。

 

ちなみに、GAVLIFも、STYも、下側に行くほど構造が複雑になっていきます。

○側鎖に-COOH(カルボキシ基)シリーズ

②「明日は土日、狂ったEQ」

☆DNEQは
側鎖にカルボキシ基「-COOH」がある「アスパラギン酸」「グルタミン酸」
カルボキシ基のOHがNH2化「-CONH2」した「アスパラギン」「グルタミン」のことです。

明日(アス)は「アスパラギン酸アスパラギン」を、
狂(クル)ったは「グルタミン酸グルタミン」を表しています。

 

これらは「2-10.アミノ酸の代謝」においても重要な役割をしているので
しっかりと押さえておきましょう。

○側鎖に硫黄「S」を持つ

③その他「サッカー(S)はメッシ」

☆サッカー(S)は側鎖に「硫黄」が含まれる
「システイン」「メチオニン」のことです。

【C . Cys 】

 【M . Met】

 

○側鎖に-NHを持つ

④その他「NHKパワー」

☆Nは側鎖に「NH」を持つ「ヒスチジン」「リシン」「プロリン」「トリプトファン」「アルギニン」のことです。

【H . His】

 【K . Lys】

【P . Pro】

【W . Trp】

【R . Arg】

 

※「プロリン」は側鎖にNHは含まれないですが側鎖自体が-NH2(アミノ基)と結合しているのでこのグループに分類しています。

 

☆今回紹介させて頂いた暗記方法は以下の分子生物学の講義から動画でご覧になれます。

こちら→黒田裕樹の生物学講義〜分子生物学第2回『アミノ酸』

大変わかりやすく動画で解説されておりますのでたくさんの知識が得られると思います。この他にもたくさんの動画をアップされていますので是非ご覧ください。

 

α-アミノ酸の1文字表記と3文字表記はこれで以上です。
次は「3)代表的なアミノ酸の分類(糖原性/ケト原性アミノ酸)」を学んでいきましょう。

 

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