AZARASHI

真核生物のプロモーター

分子生物学

3)真核生物の転写調節の仕組み

2020/5/18  

真核生物の転写調節の仕組み  真核生物の遺伝子発現の調節には、さまざまな転写因子やその制御配列(エンハンサーやサイレンサー)が関与しています。ここでは、真核生物の転写調節の仕組みについて学んでいきまし ...

原核生物のRNAポリメラーゼとσ因子

分子生物学

原核生物の転写調節の仕組み

2020/5/17  

原核生物の転写調節の仕組み  原核生物と真核生物では、遺伝子発現調節の仕組みが大きく異なっています。原核生物は真核生物ほど複雑な転写調節の機構をもちませんが、原核生物に特有の転写調節の仕組みというもの ...

ラクトースオペロン(グルコースが存在するとき)

分子生物学

ラクトースオペロンと青白選択

2020/5/17  

ラクトースオペロンと青白選択    前項では「原核生物の転写調節の仕組み」について学びました。ここでは、原核生物の転写調節の例として、ラクトースオペロンの仕組みを学んでいきましょう。ラクトー ...

プラスミド抽出

生化学(実験手法)

プラスミドDNAの抽出

2020/5/15  

プラスミドDNAの抽出 前項では「大腸菌の形質転換について」を学びました。本項では大腸菌を形質転換した後に行われる「プラスミドDNAの抽出」について学んでいきましょう。 1.アルカリ変性法の原理 「細 ...

大腸菌の形質転換

生化学(実験手法)

大腸菌の形質転換について

2020/5/13  

大腸菌の形質転換について  ここでは「大腸菌の形質転換」について学んでいきます。これらの操作は、例えば「ある遺伝子の機能を調べたいとき」に用いられるような「基本的な実験操作」となりますので、原理と流れ ...

DNA抽出(フェノールクロロホルム抽出)

生化学(実験手法)

1)細胞や組織からのDNAやRNAの抽出

2020/5/11  

細胞や組織からのDNAやRNAの抽出  「核酸の抽出」とは、細胞や組織などからDNAやRNAを取り出してくる操作のことを言います。ここでは、核酸を抽出する際によく用いられる手法である「フェノール・クロ ...

クロマチン免疫沈降(ChIP)の流れ

分子生物学

1) ヒストン八量体とヌクレオソーム(コアヒストンを中心に)

2019/2/8  

ヒストン8量体とヌクレオソーム  ヒトなどの真核生物がもつ染色体は、部分的に弛緩した状態と凝集した状態の両方をもっています。「クロマチン繊維が弛緩すると遺伝子発現が促進され、逆にクロマチン繊維が凝集し ...

分子生物学

4)ゲノムにおける遺伝子構成(反復配列・ジャンクDNA・パラログ・オルソログについて)

2019/1/10  

1.ゲノムの遺伝子構成 ○ジャンクDNA  これまで「遺伝子はタンパク質をコードするDNA配列」として定義され、それ以外のタンパク質をコードしない非コードDNAの領域は「ジャンクDNA(ガラクタという ...

分子生物学

3)DNAとRNAの定量法と純度

2019/1/9  

 核酸の定量法にはさまざまな手法がありますが、今回はよく用いられる手法の一つとして、「分光光度計」を使って吸光度を測定し、核酸(DNAやRNA)の濃度を求める手法について解説していきます。 1.DNA ...

分子生物学

2)「ゲノム」「染色体」「核酸」「DNA」「遺伝子」の定義と違い

2019/1/8  

1.ゲノムとは  ゲノムとは、生物がもつすべての遺伝情報のことをいいます。ヒトの場合、父親と母親それぞれの配偶子に由来する染色体を23本ずつ受けとりますので、合計46本の染色体が含まれていることになり ...